インタビュー

Men Impossible(メンインポッシブル)

創作麺・前菜

店名 Men Impossible
住所 Hazenstraat 19H, 1016 SM Amsterdam
営業時間 金曜日 17:30-21:00
土曜日・日曜日 12:00-14:00、17:20-21:00
月曜日・火曜日 定休日
電話番号 +31(0)6-82439199
ウェブサイト menimpossible.nl
facebook.com/MenImpossible/ (最新の営業日を確認してください)
メール info@menimpossible.nl
ご予約 book.easytablebooking.com/book/?id=8530c&lang=en (完全予約制)

 

外観

イシダ・アツシ氏にとっても、ヴィーガンラーメンとは飢餓を無くす偉大なる使命を意味しています。
Men Impossibleの唯一のオーナー兼シェフは、「私の興味はノンベジタリアンの人も好きになるような本当に美味しいヴィーガン料理を提供することです。非営利のソーシャルレストランはこの使命を果たすためですが、それに加えて私たちの料理はシンプルで美味しいです。」と述べます。

店内

Men Impossibleは、他のラーメン屋の近くにはありません。このラーメンベンチャー2.0はユニークな創造を特徴とし、100%植物由来で地元のヨーロッパで作られた無添加で99.9%グルテンフリーの食材を使っています。
完全予約制でしか味わえないため、食品ロスを削減しています。これにより、伝統的なラーメンで使われる食材だけでは制限されてしまいます。しかしアツシ氏によると「ラーメンは自由であるべきです。」と語っており、従って「不可能な麺(Men Impossible)」となるのです。

厨房

「今日、私たちは技術的に進歩しており豊富な食材に恵まれています、実際には過剰すぎるくらいに。私たちが話すように、まだ世界中には多くの人々が飢餓で亡くなっています。なぜ私たちがこの真実を無視できるのか、私には理解できません。論理的な反応としては、私個人でできる小さなことから、大きな問題に取り組むことになります。二酸化炭素排出量とエネルギー消費を減らすことは、間接的に食料不平等問題に取り組むことになります。そして、人々が日本食を考えるのと同じくらい“クール”な物事にしていきたい。」とラーメン生地を練りながらアツシ氏は熱弁します。

テーブル

日本にいたとき、アツシ氏はコンサルタントのブローカーやデイトレーダーとして働いていました。彼は十分なお金を稼ぎましたが、キャリアの意味に疑問を持っていました。ほとんどの仕事は、世界に良い事ことではなく害をもたらし、実際には必要のないことです。
彼の息子が生まれたとき、新米の父親はいつの日か自分の子供が誇りに思うような仕事に就きたいと考えました。
「結論は、スーツを着たサラリーマンではなく肉体労働で、そして世界を変えるために直接影響を与えることのできる食を創造することでした。」

飲み物

アツシ氏はラーメンをツールに選びました。彼はラーメンが大好きで、様々な場所で食べることに情熱を持っています。
彼の友人は、デュッセルドルフに移って新しいラーメン屋を立ち上げることを薦めました。それは息子にとって、より良い教育とヨーロッパの多様性の中で育つ最高の機会にもなります。イシダ一家はドイツに引っ越し、アツシ氏は懸命に働きました。

前菜

その6か月後に、20年前に交換留学生として1年間過ごしたアムステルダムに戻ってくるとは夢にも思っていませんでした。前のレストランの同僚と一緒に、別のラーメン屋のオープンを手伝い、自身のラーメン屋もオープンしました。
こうして日本の金融業界からアムステルダムでMen Impossibleを開くことになりました。

前菜

彼の代表的な料理は、今まで一度も味わったことがないような爆発的な味がするユニークな混ぜ麺です。20人までの共同テーブルを最大限に演出するために、日本料理のヴィーガン前菜付きコース料理を強くお勧めします。
一見ワンオペはストレスフルに見えますが、実はストレスを無くすための解決策でした。「誰かを雇って、誰かと一緒に働く方がストレスになります。もし一人でやるなら、狂ったように働かなければなりません。私は午前8時から午後10時まで働いています。しかしストレスではありません。」と二児の父は話します。

ラーメン

「私の夢はここを閉店することです。」と彼は淡々と話します。「人々に、私のソーシャルレストランは成功して儲かるビジネスモデルであることを見てもらいたい。同じことを勧めてそれを支援していきたい。もしそれらが成功したら、私の仕事はそこで役目を終えるでしょう。」

Atsushi Ishida氏

「日本食がブームになっています。しかし、伝統と本物を提供することを単なるビジネスチャンスとして目的にする考えは古いと思います。日本食は世界に良い影響を与えるツールとなるパワーを持っていると私は信じています。リスクを冒してまで不可能なことに挑戦していく人々と繋がりたいです。なぜなら、そう、可能性は無限大だから。」
自分が当てはまると感じる方は、アムステルダムのミスターインポッシブルへのご連絡お待ちしております!

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