伝統的日本料理のコース・一品料理
店名 | Japans Restaurant Shiro |
住所 | Uilenburg 4, 5211 EV ‘s-Hertogenbosch |
営業時間 | 火曜日~土曜日 18:00- コースは21:00まで 単品料理は21:30まで 日曜日・月曜日 定休日 |
お電話 | +31(0)73-6127600 |
ウェブサイト | www.japansshiro.nl |
メール | |
ご予約 | +31(0)73-6127600 |
ひっそりとした扉を入り、短くて急勾配の階段を上がるとデンボッシュにある隠れ家的な和食の居間へと繋がります。伝統的な木製フレームの装飾をバックにその場にマッチした着物を羽織った女将さんが独特の雰囲気を感じさせてくれます。
1989年7月、Hertogenboschにある美しい街にシェフのミツハシ氏が日本食レストランShiroをオープンしました。過去28年間ミシュランガイドにて、オランダにある日本食レストランの中で2番目に掲載されたお店です。
Shiroは1階にあるフレンチレストラン「オーベルジュ・ド・ヴェステ」の上にあり、デュークフォレストの城塞都市にちなんで名づけられました。
ミツハシ・ヒロユキ氏は東京のホテルオークラで1年半、アムステルダムで3年間働き、今はすでにShiro創立30周年を迎えようとしています。
ミツハシ氏は、千葉の9人家族の末っ子として育ちました。彼は小さいころから料理をすることが好きでした。
「当時は洋食料理のシェフになることがカッコイイと思っていました。」
こうして彼は銀座のレストランで3年間働き腕を上げました。食品に関係ない仕事で働く兄弟たちとは違った仕事をしていると、兄弟のうちの1人がホテルオークラ東京の日本料理人の話を持ってきました。
はじめは自分が専門としていた分野を離れ、「あまり興味を感じない」と思っていた日本食へ切り替えることに対して気が進みませんでした。しかし、アムステルダムは期待できると思えたので一か八かで挑戦しました。
ホテルオークラアムステルダムの和食レストラン山里で3年間働いた後、彼のマスター兼、山里とさざんかの総料理長でもあるオオシマ・アキラ氏が、彼をデンボッシュのフレンチレストランとの縁結びの人となりました。
親日家だった当時のオーナーは、寿司などの日本食を提供したいと思い、山里からのシェフを必要としていました。レストランにはフレンチと和食の2つのメニューがありましたが、日本食はより人気になりました。
2年後、今私たちが見ているように、オーナーは自身の2階にあるリビングスペースを日本食レストランへと替えました。
「はじめは、たくさんの日本の会社と日本人が来てくれました。しかし、何年にもわたって現地の人々が日本人居住者に取って代わりました。」とミツハシ氏は思い出します。その変化の結果、ほとんどのお客様は地元の方々やアムステルダムから訪れる美食家となりました。
シェフは誇らしげに話します。「料理はすべて手作りで、90%のお客様がコースメニューで頼みます。私たちの常連の方々は、過去30年間しっかりと支えてくれました。2008年ごろに起きた金融恐慌の間でさえも、私たちは問題なく続けられました。最もやりがいのあることは、お客様から料理が美味しいと聞けることです。」
最近は、日本を観光して戻ってきた人たちが、日本の雰囲気、サービスやおもてなしを楽しむためにShiroを訪れます。
熱心な私たち7人のチームが、誇りを持ってあなたに仕えることを要塞の城でお待ちしています。