ラーメン・おつまみ
店名 | Vatten Ramen |
ウェブサイト | vattenramen.com |
メール | [email protected] |
店名 | Vatten Ramen |
住所 | Kerkstraat 148, 1017 GR Amsterdam |
営業時間 | 毎日 11:00 – 22:00 |
電話番号 | +31(0)20-7373182 |
ご予約 | https://vattenramen.com/en/reservations/reservations-kerkstraat/ |
店名 | Vatten Ramen |
住所 | Zeedijk 18, 1012 AZ Amsterdam |
営業時間 | 月曜日 17:00-22:00 火曜日~木曜日 12:30-22:00 金曜日~土曜日 12:30-23:00 日曜日 12:30-22:00 |
電話番号 | +31(0)6-24887362 |
ご予約 | https://vattenramen.com/en/reservations/reservations-zeedijk/ |
アムステルダムとの恋に落ちた時、トミヤス・ユタ氏はオランダにいる人々の心を奪うようなラーメンを作りたいと思っていました。
ベンチャー事業を次々と立ち上げる起業家だった彼は、電子商取引で女性用美容サプリを販売して成功をおさめた後、自分のくつろぎの場を探すために世界を旅していました。その時に「アムステルダムに一目ぼれした。」と彼は思いだしました。
福岡出身のトミヤス氏は技術者である父親が北海道と本州を結ぶ日本一長いトンネル建設のため、三歳の時に北海道へ引っ越しました。
トンネルプロジェクトが完成した後は、家族そろって千葉県の我孫子市に定住しました。トミヤス氏は芸術を追い求める男の子でした。「自分の手で何か物事を創造することはとても楽しいことです。」
高校卒業後、彼は大学で一年間写真撮影と映画撮影について学びました。しかし、すぐに学生生活は退屈になります。学校を辞めて、彼の初めてのビジネスであるビデオ制作会社を起業しました。その後、数回の事業軌道修正があったものの、電子商取引で大成功を収めました。
「私はインターネットビジネスをしていたからこそ、アナログ的な何かをする必要があると考えました。まさにラーメンこそ実践的ですね。」
彼の情熱は、ヘリコプターで飛ぶことから、インテリアデザイン、EDM(エレクトロニックダンスミュージック)にまで及んでいます。後にアメリカのマイアミで開催されたEDMパーティーで、二人しかいない日本人参加者として、ビブグルマンラーメン店主のカワハラ・ヒデオ氏と出会いました。
その6年後、トミヤス氏は、アムステルダムに本格的なラーメンレストランを立ち上げるために、人生の先輩のカワハラ氏と組んで、2017年の夏にVatten Ramenが誕生しました。
「私たちのラーメンはすべて天然素材から作っており、私のように毎日食べでも問題はありません。」とオーナーでありファン第一号でもあるトミヤス氏が自信を持って語ります。コシのあるちぢれ玉子麺と細麺は福岡で製造され、アムステルダムに空輸されます。
「私たちは進化を目指して毎日努力しています。季節メニューの冷やし中華から期間限定のとんこつラーメンまで多様なメニューを提供しています。一番肝心なのはやはりスープです。」と料理人のヤマモト・ジュンイチ氏が話します。
ヤマモト氏は、アムステルダムへ移住するまで海外へ行ったことはありませんでした。
「このチームと一緒にやっていくことは、今までで一番生き甲斐があって楽しいことです。初めての海外生活ですが、とても幸せで感謝しています。」
福岡で育ち、高校卒業後、すぐに東京で秘書として働きました。74歳の上司が亡くなった後は、行きつけのラーメン屋さんでアルバイトをしていました。
「父が定年退職後にラーメン屋さんを始めたがっていたので、その経験や知識が役立つかもしれないと思いました。まさかアムステルダムまでの道を開いてくれるとは全く想像もしませんでしたが、ラーメンの道に入って本当に良かったと思います。」
「私たちは七人の侍です。」とトミヤス氏は笑いながら話してくれます。「私は海賊船の船長で、大切な乗組員を熱い視線で見守っています。私たちは夢と希望で結ばれていて、お金と立場のことは気にしていません。私のモットーは、“ためになる、楽しく、喜びを与える”です。」
海賊王は大きな夢を持っています。最終目標は、100カ国から100人を招き、ラーメン料理人として育て、各自国でレストランを開くための「オープンスープ」ラーメン大学を開校することです。
チームバッテンの情熱は、提供しているラーメンのように熱いのです。