An（あん）

すし・定食・家庭料理

アムステルダムのDe Pijp地区のすぐ北に、Weteringschansにあるれんが造りの家の1階にある日本食レストランAnは、本格的な日本の家庭料理を味わえます。

入口を入るとお店は親しい友人の家を訪れたかような雰囲気を醸し出しています。高い天井、そしてエレガントな空間の中のその壁にずらりと並んだ和風の陶器や磁器のコレクションがひときわ目を引きます。
席は表通りに面したメインダイニングテーブル、もしくはキッチンカウンターの後ろの中庭に面した客席のどちらかを選べます。そしてキッチンカウンターの奥では、オーナーシェフの藤田洋一氏が皆様のお料理に腕を振るっています。

東京で生まれ育ったフジタ氏は、早い頃から料理に憧れ、20代で世界各国を旅しながらいろいろな料理に接し、そしてオランダの地に到着、ここアムステルダムで初めての和食レストランで腕を磨くことになったのです。

「当時、アムステルダムにはカジュアルな和食のお店はありませんでした。」と思い出を語ります。そこで地元の食材を使い自分が食べたい和食の味を、彼の料理の中に生み出す研究と努力を重ねました。1989年に創業してから、過去30年間をかけてそのコンセプトを実現しました。
今では、彼の味を求めてお客さんの7割は地元の常連さん、そして3割は観光客が訪れます。

Anのメニューにあるすべてのお料理はとても魅力的な日本の家庭料理です。ぜひお店にお越しください。

とんかつとタルタルソース添えエビフライは、どちらもサクサクした歯触りのよさで日本のビールに特に合います。見た目鮮やかでフレッシュな海鮮丼はこの店のおすすめ。
他にも壁に掛かっているボードに書かれた本日のおすすめの中からあなたのお口に合うものを見つけてください。

「お料理に満ち足りたお客様のご様子が毎日の私の生き甲斐です。」とフジタ氏が語ります。
「今は、特別食に工夫を凝らしアレルギー対応にも万全を期し、お客様に喜んでいただける最高のお料理を目指しています。ぜひお越しください。」